[wwPDB] pdb_extractの新しい機能を使って、登録データを準備してください
pdb_extractは、構造決定プログラムの出力ファイルから、座標データ、登録者が提供するメタデータ、 データ処理情報を統合し、OneDepシステムでの容易な登録に利用できる完全なPDBx/mmCIFファイルを生成できます。 オンラインフォーム又は、再設計され簡単にインストールできる コマンドラインインターフェイス (Python)をご利用ください。
座標データ
アップロードされた座標ファイル(PDBx/mmCIFまたはPDB)は、PDBx/mmCIF辞書と照合されます。 レガシーPDBフォーマットのファイルは、OneDep標準のPDBx/mmCIFデータファイルへ変換されます。
メタデータ
PDBjのCIFエディタを使えば、テンプレートファイルを簡単に編集し、対応するメタデータ(配列、結晶化条件など)を 含めることができますので、登録者はご利用ください。 PDBj CIFエディターには、 X線、 電子顕微鏡、 NMR など、実験手法固有のテンプレートがあらかじめ用意されています。 左上のメニュー(薄灰色のウィジェットアイコン)をクリックすると、編集したメタデータファイルをPDBx/mmCIFで保存できます。 この完成したファイルをpdb_extractでアップロードして、単一または複数の関連構造を登録用に準備できます。
構造決定出力ファイル
データ処理中に生成されたログファイルをアップロードすると、pdb_extract が関連する回折メタデータを解析します。 各種スタンドアロンパッケージからのログファイル、CCP4やautoPROCパイプラインからのログファイルに対応していて、 以下のパッケージも含まれます。
- Aimless
- DIALS
- d*TREK
- HKL-2000
- HKL-3000
- Pointless
- Scala
- Scalepack
- XDS
- Xia2
- Xscale
[ wwPDB News ]
作成日: 2023-05-11