[wwPDB] EMDBアクセションコードを拡張する予定です
EMDBアーカイブは、指数関数的に急速に成長し続けています。 この急速な拡大をサポートするため、wwPDBは将来に向けてシステムを準備し、今後数年間、 データをシームレスに登録、検証、普及できるよう取り組んできました。
その一環として、以下の重要な変更を行う予定です
EMDB IDは6桁までサポートできるように拡張され、EMD-123456のような識別子が可能になります。 現在、アーカイブでは4桁と5桁のID(例:EMD-0123、EMD-45678)を使用しており、EMD-99999までのEMDB IDをサポートしています: 6桁に変更することで、使えるIDの数が10倍になり、今後10年間、EMD-999999までEMDB IDを利用できるようになります。
2028年頃までは、99,999件を超えることはないと予想していますが、 6桁のEMDB IDの割り当てを開始するのは2026年頃と考えています。 そのため、早ければ2026年に、登録者はwwPDB OneDep登録システム内で6桁のIDを割り当てられ、 ユーザーと開発者コミュニティはEMDBアーカイブ内で6桁のEMDB IDを割り当てられると予想されます。
アーカイブ増大への皆様のご支援、また構造生物学データのアーカイブ化という世界的な取り組みへの貢献に感謝します。 構造生物学とクライオ電子顕微鏡を利用する科学者コミュニティにおいて、継続的な成功と生産性をサポートするため、 安定した持続可能でスケーラブルなインフラストラクチャの確保に引き続き尽力していきます。 ご質問やご意見は、EMDBチーム(emdbhelp@ebi.ac.uk)までご連絡ください。

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