2016年9月6日より、電子顕微鏡法(3DEM)によって決定した構造をPDBへ登録する際は、EMDBへのマップの登録が必須になります。
2016年9月6日より、電子顕微鏡法(3DEM)によって決定した構造をPDBへ登録する際は、EMDBへのマップの登録が必須になります。
2016年9月6日より、電子顕微鏡法(3DEM)で決定した原子座標をPDBへ登録する場合、マップを座標と同時に登録するか、座標より前にEMDBへ登録しておくことが必要になります。
マップと原子座標は、wwPDBのパートナーの各登録サイトから、統合化されたPDB、EMDB、BMRB登録ツールを使って、登録できます。
RCSB PDB (http://deposit.wwpdb.org)
PDBe (https://deposit-pdbe.wwpdb.org)
PDBj (http://deposit-pdbj.wwpdb.org)
一旦、登録データのアノテーション処理が行われ、登録者が同意すれば、登録データは、登録者が決めた公開指示に従って、公開されます。 wwPDBとEMDBの方針では、座標とマップが登録された後、最大1年間は、非公開の状態にしておけます。 PDBとEMDB両方の登録の場合、2016年9月から、マップと座標を非公開にしておける期間は、同じになることに注意してください。
他の実験手法で決定された構造に対しては、2008年以降、実験データの登録が必須となっていますが、 今回の方針変更によって、電子顕微鏡による構造の登録も、同じ登録要件に合わせることになります。 方針の変更は、PDBやEMDBユーザの意見に基づいており、wwPDB詰問委員会(wwPDBAC) によって、満場一致で承認されました。
登録に関するご質問は、deposit-help@mail.wwpdb.orgまで英語にてお寄せください。
[ wwPDB ニュース ]
作成日: 2016-07-07