PDBアーカイブデータの2段階公開処理へ、結晶化pHの値が追加されます
PDBアーカイブデータの2段階公開処理へ、結晶化pHの値が追加されます
すでにお知らせした通り、 毎週行われている蛋白質構造データバンク(PDB)のアーカイブデータの公開処理が2段階に分かれ、 蛋白質立体構造の予測や蛋白質とリガンドの結合に取り組む開発者のニーズをよりいっそう満たしたものとなっています。 毎週、第一段階の公開から第二段階の公開までの約4日間の間に、開発者はポリマー配列から蛋白質や核酸の構造を予測したり、 ポリマー配列と結合するリガンドのInChI文字列からリガンドの結合配置を予測したりできます。 この2段階公開処理に、結晶化PHの値が加わります。
第一段階: 毎週土曜日 PM 12時(JST)/ AM 3時(UTC)
新規公開されるエントリーに対して、各ポリマー鎖に対する配列(アミノ酸、ヌクレオチド)、
リガンドが含まれる場合には各々のリガンドに対するInChI文字列、及び、結晶化PH値が、wwPDBのウェブサイトから提供されます。
(アミノ酸、ヌクレオチド配列:
http://www.wwpdb.org/files/new_release_structure_sequence.tsv)
(各リガンドのInChI文字列:
http://www.wwpdb.org/files/new_release_structure_nonpolymer.tsv)
(結晶化pHの値:
http://www.wwpdb.org/files/new_release_crystallization_pH.tsv)
第二段階: 毎週水曜日 AM 9時(JST)/ AM 0時(UTC)
新規公開されるエントリー及び更新されるエントリーの全ての内容が、wwPDB メンバーの各FTPサイトで更新されます。
[ wwPDB ニュース ]