5-4) 検証レポートでクラッシュが報告された場合、何をすべきでしょうか? - validation FAQ -
構造のクラッシュスコアが悪い場合、以下の原因が考えられます。
- 全体的な構造の構築が不十分である
- 部分的に構築が不十分な領域がある
- 精密化が収束しなかった
- 精密化における幾何学とX線条件の相対的な重みが上手く行かなかった、などです。
クラッシュの一覧を表示する検証レポートは、あまり役に立ちません。 プログラム「coot」は、MolProbityを使用して、「検証する」「クラッシュを調べる」という有益な特徴を持っています。 これによって、構造のどの部分にクラッシュが生じているかを視覚化できます。 またどの部分を再構築すればよいかも指摘される可能性があります。 (詳細は以下をご覧ください:http://kinemage.biochem.duke.edu/teaching/workshop/MolProbity/coot.html)
最新情報は、wwPDBサイト原文 (英語)もご覧ください。
作成日: 2016-11-29 (最終更新日: more than 1 year ago)