-表示する文書の検索と絞り込み
ありがちな質問と回答, お知らせ, 解説, EM Navigator, 万見, Omokage検索, サービス一覧, すべての文書
-お知らせ (9)
+2020年8月12日: 新型コロナ情報
新型コロナ情報
URL: https://pdbj.org/emnavi/covid19.php
新ページ: EM Navigatorに新型コロナウイルスの特設ページを開設しました。
関連情報:Covid-19情報 / 2020年3月5日: 新型コロナウイルスの構造データ
+2020年3月5日: 新型コロナウイルスの構造データ
新型コロナウイルスの構造データ
- 国際ウイルス分類委員会(ICTV)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病原ウイルスの略称を「SARS-CoV-2」と決定しました。
- 万見で扱っている構造データベースでは、"COVID-19 virus"、"2019-nCoV"といった別称・仮称でも登録されています。こちらでウイルスの詳細と構造データの一覧を見られます。
関連情報:万見生物種 / 2020年8月12日: 新型コロナ情報
+2017年7月12日: PDB大規模アップデート
PDB大規模アップデート
- 新バージョンのPDBx/mmCIF辞書形式に基づくデータがリリースされました。
- 今回の更新はバージョン番号が4から5になる大規模なもので、全エントリデータの書き換えが行われる「Remediation」というアップデートに該当します。
- このバージョンアップで、電子顕微鏡の実験手法に関する多くの項目の書式が改定されました(例:em_softwareなど)。
- EM NavigatorとYorodumiでも、この改定に基づいた表示内容になります。
外部リンク:wwPDB Remediation / OneDepデータ基準に準拠した、より強化された内容のモデル構造ファイルが、PDBアーカイブで公開されました。
+2017年6月16日: Omokage検索で絞り込み
Omokage検索で絞り込み
Omokage検索の結果をキーワードとデータベースの種類で絞り込むことができるようになりました。
関連情報:Omokage検索
+2016年4月13日: Omokage検索が速くなりました
Omokage検索が速くなりました
- データアクセスプロセスを見直し、計算時間をこれまでの半分程度に短縮しました。
- これまで以上に、生体分子の「カタチの類似性」をお楽しみください!
関連情報:Omokage検索
+2016年3月3日: 2月19日の蛋白研セミナーのプレゼンテーション(PDFファイル)
2月19日の蛋白研セミナーのプレゼンテーション(PDFファイル)
外部リンク:蛋白研セミナー・2016年2月19日 / プレゼンテーション(PDF)
+2015年12月4日: Omokage検索の論文がオンライン出版されました
Omokage検索の論文がオンライン出版されました
Omokage search: shape similarity search service for biomolecular structures in both the PDB and EMDB. Suzuki Hirofumi, Kawabata Takeshi, and Nakamura Haruki, Bioinformatics. (2015) btv614
関連情報:Omokage検索 / gmfit
外部リンク:本文 (HTML、オープンアクセス) / Supplementray data (PDF, オープンアクセス)
+2015年11月28日: SASBDBの登録モデルもOmokage検索で探せるようになりました
SASBDBの登録モデルもOmokage検索で探せるようになりました
- Omokage検索のデータベースにSASBDBの登録モデルを追加しました。
- SASBDBは、小角散乱の実験データを扱うデータバンクです。
- SASBDBモデルを検索クエリとして利用できます。
- 検索結果の中にSASBDBモデルが含まれるようになります。
関連情報:Omokage検索 / SASBDB / 3つのデータバンクの比較
+2014年9月22日: 新規サービス: Omokage検索
新規サービス: Omokage検索
関連情報:Omokage検索
-ありがちな質問と回答 (3)
+Q: 構造データの画像はどうやって作っているのですか?色はどういう意味があるのですか?
A: EMDBの画像はEM Navigatorの画像、PDBデータの画像は万見の画像です。色付けは複数のパターンがあります。
詳細はについては、それぞれの項目をご覧ください。
関連情報:Q: EM Navigatorのムービーはどうやって作っているのですか? / Q: 万見やOmokageのEMDBの画像は、どうやって作っていますか? / Q: 万見やOmokageのPDBの画像は、どうやって作っていますか?
+Q: 万見やOmokageのEMDBの画像は、どうやって作っていますか?
A: Chimeraを利用して半自動的に作成しています
- 方法:
- EM Navigatoの構造エントリの動画・画像は、動画はUSCF Chimeraを利用して半自動的に作成しています。
- 方向:
- 手作業で、そのデータに相応しい方向(論文が出版・発行されている場合はその図を参考にします)、あるいは同様の構造がある場合は極力それに似た方向になるようにしています。
- 正20面体対称の構造体の場合は、一般的な描画では2回対称軸に沿った方向にしますが、EM Navigatorでは5回対称軸を縦に向けています。これは尾構造を持つバクテリオファージなどに見られる擬似的な正20面体対称構造と方向を統一するためです。
- 色:
- EM Navigatorでは、ほとんどのデータに対して、着色したものと単色の画像を用意していますが、Omokage検索では着色したものが表示されます。
- 色は中心からの距離か、円筒半径か、あるいはある軸に沿った「高さ」によって決まります。個々の動画の着色法ついては、データの詳細ページに表示されています。
関連情報:Q: 万見やOmokageのPDBの画像は、どうやって作っていますか? / Q: EM Navigatorのムービーはどうやって作っているのですか? / Q: 構造データの画像はどうやって作っているのですか?色はどういう意味があるのですか?
外部リンク:UCSF Chimera Home Page
+Q: 万見やOmokageのPDBの画像は、どうやって作っていますか?
A: Jmolを利用して全自動で作成しています。スタイルはデータの種類によります。
- 方向:
- 正20面体対称構造: そのままの方向
- らせん対称構造: まず6方向(+/- X,Y,Z 方向)からの画像をJPEG形式で作成し、ファイルのサイズが一番大きかったものを採用しています。(同じサイズの画像のJPEG形式のファイルのサイズは、圧縮の難しさ、つまり画像の複雑さによるからです)
- その他: Jmolの"roate best"コマンドを利用
- リボソーム: Jmolの"roate best"コマンドを利用(ただしRNAの座標のみ考慮)
- 色:
- モノマーのAU: 配列順による虹色 (N->C, 青->赤)
- モノマーのAUのBU: Jmolの"color molecule"
- マルチマーのAUと、そのBU (BUがモノマーの場合も含む): "color chain" (Jmolの "color chain"は虹色着色ではなく、鎖IDごとに定められた色による着色です)
- (ここでいうモノマーとは、DNAかRNAかポリペプチドの鎖が一つしかない構造です)
- 問題点:
- 集合体のモデル作成はJmolのシステムを利用しています。ほとんどのデータについてはうまく動作していますが、一部うまく作成できていないものがあります。
- 現在、画像のチェックと再作成を進めています。正しく描画されていない画像が残っています。
関連情報:Q: 万見やOmokageのEMDBの画像は、どうやって作っていますか?
外部リンク:Jmol: an open-source Java viewer for chemical structures in 3D
-解説 (9)
+Omokage検索
「カタチ」で構造検索
URL: https://pdbj.org/omokage/
- Omokage検索は、生体超分子の形状類似性検索サービスです。細部を無視した全体の形状のみの比較により、類似データを検索します。
- 検索の対象となるデータセットは、EMDBのマップデータ、PDBの登録構造(通常は非対称単位、AU)、PDBの生物学的単位(BU)、SASBDBの登録モデルで、合計約20万の構造データからの検索となります。
- EMDB・PDB・SASBDBの登録データ、あるいは利用者所有のオリジナルの構造を使った検索が可能です。
- 対応する形式は、PDB形式(原子モデル、SAXSビーズモデルなど)か、CCP4/MRC形式(3次元密度分布マップ)です。
- 比較はiDRプロファイル法によって行います。
関連情報:3つのデータバンクの比較 / 2014年9月22日: 新規サービス: Omokage検索 / gmfit / gmfitで並べなおし
+万見文書
+Covid-19情報
+F&H 検索
機能・相同性の類似性検索
URL: https://pdbj.org/emnavi/fh-search.php
構造データに関連付けられた機能・相同性アイテムの類似性に基づき、類似するデータを構造データベースから検索します。
関連情報:機能・相同性情報
+gmfit
ガウス混合モデル(Gaussian Mixture Model, GMM)を使った3DEMマップのフィッティングプログラム
- 阪大・蛋白研の川端猛 博士により開発
- Omokage検索から利用
関連情報:Omokage検索 / 2015年12月4日: Omokage検索の論文がオンライン出版されました / gmfitで並べなおし
外部リンク:Pairwise gmfit
+gmfitで並べなおし
Omokage検索による類似度順位をgmfitによる相関係数に従って再順位付けすることができます。以下の様な特徴を持つ2つの手法の「いいとこ取り」を目指した機能です。
名称 | 手法 | 速度 | 想定される信頼性 |
---|---|---|---|
Omokage検索 | iDRプロファイル比較 | ++ ミリ秒以下/1比較 | - 1次元のプロファイルを利用 |
gmfit | ガウス混合モデルのフィッティング | + 1秒以下/1比較 | + 3次元空間での比較 |
関連情報:gmfit / Omokage検索
+新しいEM Navigatorと万見の変更点
新しいEM Navigatorと万見の変更点(2016年9月)
- 変更点
- ページ外観や操作性を刷新しました。新しい「万見」と「Omokage検索」と共通化し、PCだけでなくモバイル機器にも対応しました。
- EM Navigatorの個別のデータエントリのページ(旧版の「詳細ページ」)は、新しい「万見」が受け持ちます。「Omokage検索」のフロントエンド・詳細情報表示も兼ねた、EMDB、PDB、SASBDB用の共通の詳細ページです。
- 構造ビューア、ムービービューアは個別のポップアップウインドウに表示されます。PCでは一度に複数のビューアウインドウの表示が可能です。モバイル機器ではタッチ操作にも対応しています。
- 新しい機能
- 3次元構造の閲覧に、分子構造ビューア「Molmil」と、EMDBマップ表面モデルビューア「SurfView」が利用できるようになりました。
- 万見はSASBDBのデータエントリの表示に対応しました。
- その他新しいページ (引用文献のデータベース「万見文献」「EMN文献」、キーワードによる横断検索「万見検索」など)
- 旧版のページも、当面は継続します。
関連情報:EM Navigator / 万見 (Yorodumi) / SurfView / Molmil / ムービービューア / EMN文献 / 万見文献 / 万見検索 / 2016年8月31日: 新しいEM Navigatorと万見
+PDBML-plusからの情報
PDBMLplusはXML形式のPDBデータフォーマットである「PDBML」のデータに対し、個々の分子に関する情報をPDBjで独自に追加したものです。
関連情報:PDBj / 機能・相同性情報
+万見注釈
万見・EM Navigatorの管理者による注釈
関連情報:Q: この文書を書いているのは誰ですか?EM Navigator、万見、Omokage検索などの開発者は?