分子の移動や回転といった基本的な操作はマウスで行うことができます。操作方法は下表の通りです。
動作 | マウス操作 | |
---|---|---|
Windows, Linux | Mac OS X | |
X軸(左右方向軸)回転 Y軸(上下方向軸)回転 |
左ドラッグ | ドラッグ |
Z軸(奥行き方向軸)回転 | Shift + 右ドラッグ(左右方向) | Shift + Command + ドラッグ(左右方向) |
X軸(左右)方向に移動 Y軸(上下)方向に移動 |
右ドラッグ | Command + ドラッグ |
Z軸(奥行き)方向に移動(拡大縮小) | Shift + 左ドラッグ | Shift + ドラッグ |
表示方法や配色の変更、保存などはアプリケーションの上部にあるメニューの操作して行うことができます。
Windows版のjVウインドウ | Mac版のjVウインドウ |
基本的なメニュー操作は以下の通りです。詳細はメニュー操作を参照ください。
操作内容 | メニュー操作 |
---|---|
静止画像の保存 | [File]-[Save]-[PNG/JPEG] |
表示方法の変更 | [File]-[Display]-[Wireframe/Backbone/Sticks/Spacefill/Ball&Stick/Ribbons/Cartoon] |
配色の変更 | [File]-[Colors]-[Monochrome/CPK/Shapely/Group/Chain/Temperature/Structure/Charge/Amino] |
分子の一部だけを表示したり、一部だけを異なる表示にしたりするなどより複雑な操作を行うにはコマンドをご利用ください。
詳しくは次項に示すマニュアル類をご覧ください。
jVを動作させるにはあらかじめ Java Runtime Environment (JRE) をインストールしておく必要があります。Java のウェブサイトからダウンロードし、インストールしておいてください。
現在最新バージョンは 4.5.10 です。
またご自身でjVを改造したい方はソースファイルをダウンロードしてください。
インストール、表示などでトラブルが発生したときは、jV wiki - Trouble Shooting(英語)または jV 利用マニュアル - トラブルシューティング(日本語)をご覧ください。
「jV」プログラムは、日本蛋白質構造データバンク(PDBj)の活動の一つとして、JST-NBDCと大阪大学蛋白質研究所の支援を受けて、木下賢吾(東北大学大学院情報科学研究科教授)と中村春木(大阪大学蛋白質研究所名誉教授)によって開発されたものです。