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PDBアーカイブの2017年1月1日付けのスナップショットを公開しました。

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PDBアーカイブの2017年1月1日付けのスナップショットを公開しました。

2017年1月1日現在の、PDBアーカイブ (ftp://ftp.pdbj.org) のスナップショットを、 ftp://snapshots.pdbj.org/に追加しました。 2005年1月以来、毎年、スナップショットをアーカイブし、PDBアーカイブに関する研究に役立つデータセットを提供し続けています。

「20170101」という名前のディレクトリは、125,463件の実験的に決定された座標ファイルと、関連する実験データを含んでいます。 座標データは、PDBx/mmCIFフォーマット、PDBフォーマット、XMLフォーマットファイルで、それぞれご利用頂けます。 各ファイルの日付とタイムスタンプは、そのファイルが最後に更新された日付を表しています。スナップショットのサイズは、757GBあります。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-01-12

ニュース (2017年3月16日)

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PDBアーカイブで公開している検証レポートを更新しました。

wwPDBパートナーは、 2017年3月15日に、X線、NMR、電子顕微鏡法によって解析された全ての構造に対する検証レポートが更新されたことを報告します。

新しい統計グラフに、2016年12月31日時点での、PDBアーカイブの構造情報が反映されていることや、 更新版のMogulソフトウェア(2017)やCSDアーカイブ (as538be)が使用されたことが、検証レポートの主な更新点となります。

更新されたレポートは、以下のFTPサイトからご利用頂けます。

更新前の検証レポートは、RCSB PDBPDBj のスナップショットにて、ご覧頂けます。

更新された検証レポートでは、検証に関する専門委員会(Validation Task Force) の意見を取り入れ、 広く受け入れられている評価基準を使って、構造の品質が評価されています。 wwPDBパートナーは、学術誌の編集者や査読者に、論文の投稿・査読過程の中で、著者に検証レポートの提出を求めるよう、推奨しています。 レポートには、日付とwwPDBのロゴが表示されており、その構造がどこのwwPDB拠点で処理されたかにかかわらず、同じ情報が含まれています。 すでに、複数の学術誌 (NatureeLifeThe Journal of Biological Chemistrythe International Union of Crystallography (IUCr) journalsFEBS journalsJournal of ImmunologyAngew Chem Int Ed Engl) では、論文投稿の過程で、wwPDB検証レポートの提出が求められます。

また、OneDep(wwPDBの登録・アノテーション・検証ポータルシステム)では、登録者に検証レポートが提供されます。 wwPDBは、スタンドアロンの検証サーバーや、 ウェブサービスAPIを使って、 登録者が登録前に構造を検証することを推奨しています。 登録者は、データを登録する過程で、レポートの内容を確認し、承認することが求められます。 今後も、X線NMR電子顕微鏡(EM) 、リガンド検証の専門委員会(VTF)からの意見を取り入れ、 また、登録者やユーザからのフィードバックを集めながら、更に検証レポートを開発し、改善していく予定です。

検証レポートについての詳細な情報とサンプルは、 こちらでご覧頂けます

検証レポートに対するコメントやご質問などは、validation@mail.wwpdb.orgまでお寄せくださ い。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-03-17 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-03-17

PDBj FTPサイト(PDBアーカイブ)に、HTTPでもアクセスできるようになりました。

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これまでPDBjのPDBアーカイブダウンロードサービスは ftp(File Transfer Protocol)とrsyncでのみ提供してきましたが、 新たにhttp(Hyper Text Transfer Protocol)でのサービスも開始しました。 ftpやrsyncが利用できない方も、httpですべてのPDBアーカイブデータをダウンロードしていただくことができるようになりました。

*なお、PDBjのftpサイトについて詳しくは、ヘルプぺページをご覧ください。


作成日: 2017-12-21 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-12-21

PDBjの新しいツールと活動を紹介した論文が、Protein Scienceから公開されました。

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http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/pro.3273/full

New tools and functions in Data-out activities at Protein Data Bank Japan (PDBj)
Kinjo, A.R., Bekker, G.-J., Wako, H., Endo, S., Tsuchiya, Y., Sato, H., Nishi, H., Kinoshita, K., Suzuki, H., Kawabata, T., Yokochi, M., Iwata, T., Kobayashi, N., Fujiwara, T., Kurisu, G. and Nakamura, H.
Protein Science 27 (1): 95-102 (2018)


作成日: 2017-12-19

PDBj MineのMine2 関係データベース(RDB)が新しくなりました。

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新しいバージョンのRDBには、化合物(cc)化合物モデル(ccmodel)BIRD(prd)の新しいスキーマが加わりました。 また、PDBj Mine2のスキーマも、pdbx-v50-v5.287へ更新しました。 cc、ccmodel、prdについては、ダンプファイルをダウンロードしてご利用ください。次週からは、差分ファイルをご利用頂けます。 RDBヘルプページもご覧ください。

作成日: 2017-12-06

[wwPDB] PDB検証レポートの概要に関する論文がStructure誌で公開されました

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wwPDBが作成した構造検証レポートに焦点を当てた論文(Validation of Structures in the Protein Data Bank (2017) Structure doi: 10.1016/j.str.2017.10.009)が発表されました。

その論文では、2013年にPDBのX線結晶構造に対する検証レポートが登録者に提供できるようになり(PDBjニュース)、 2014年にはPDB Archiveへ追加された事が記述されています(PDBjニュース)。 2016年の始めには、OneDepシステムの更新 (PDBjニュース)に続いて、 核磁気共鳴法(NMR)と3次元電子顕微鏡法で解析された構造のレポートも登録者に提供されるようになり、 後にPDB Archiveに加えられました (PDBjニュース)。

これらのレポートは、wwPDBとEMDataBankのパートナーによる検証法に関する タスクフォースの推奨に基づいています。 準備段階でのレポートは、OneDep(deposit-pdbj.wwpdb.org)またはウェブサービスのAPIを使った登録の間に、スタンドアローンのウェブサーバ (validate.wwpdb.org)で作成されます。 wwPDBパートナーは、PDBアーカイブへデータを登録する前に構造検証を行うというこのオプションを使うことを強く推奨しています。 アノテーション処理後に公式なwwPDB構造検証レポートが作成されますが、それらは関連する構造を記述している原稿とともにジャーナルへ投稿されなければなりません。 PDBエントリーが公開される時に、対応する検証レポートもまた、PDBアーカイブに公開されます。


作成日: 2017-12-05 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-12-05

12月6日~9日、ConBio2017 生命科学系学会合同年次大会にて、ブース出展とフォーラム発表を行います。

ConBio2017 2017年度生命科学系学会合同年次大会

(2017年12月6日(水)~9日(土) 神戸ポートピアアイランド

ブース展示:「使ってみようバイオデータベース-つながるデータ、広がる世界」

ゲノム、蛋白質、糖鎖、代謝物、化合物などのデータの種類やヒト、マウス、植物、微生物などの生物種ごとにまとめたデータベースをポスター、配布資料やPCを用いたデモなどにより紹介します。また、これらの多様な生命科学のコンテンツを探す、抽出する、整理する、つなげる、解析する情報技術の開発やバイオデータベースを整備して使いやすくする取り組み(データベースの統合化)についても紹介します。
  • 日時:12月6日(水)~8日(金) 10:00~17:00
  • 会場:神戸国際展示場 2号館 1階 バイオデータベースコーナー(BioDBコーナー)※PDBjのブース番号は13番です

フォーラム発表:「生命科学のデータベース活用法」 (4F07)

ゲノム、エピゲノム、タンパク質立体構造、プロテオーム、糖鎖、微生物、生命動態など生命科学における様々な種類のデータについて、 「どんなDB があるのか知りたい」、「入手したデータを十二分に活用したい」、といったご要望にお応えするためのDB やツールを紹介します。
  • 日時:12月9日(土)11:45-13:15
  • 会場:第7会場(神戸ポートピアホテル 本館 地下1階 布引)
  • PDBjからの発表者: 鈴木 博文(大阪大学蛋白質研究所・特任助教)[12:12-12:24]
    紹介するDB:Protein Data Bank Japan (PDBj)
  • オーガナイザー: 科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)

作成日: 2017-12-01 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-12-01

PDBj FTP Archiveから、化合物エントリー (mmCIF / PDBML フォーマット)のファイルがダウンロードできるようになりました。

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PDBj FTP Archiveから、化合物エントリー (mmCIF / PDBML フォーマット)のファイルがダウンロードできるようになりました。
化合物エントリーの詳細については、化合物検索サービスや、 chem_comp/RDFサービスもご利用下さい。

作成日: 2017-11-22

11月24日~26日、テレコムセンタービル(東京お台場)にて開催される「サイエンスアゴラ2017」に出展します

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サイエンスアゴラ2017 -in 東京-

サイエンスアゴラはサイエンスについてのおもしろいこと、気になることを発見し、一緒に楽しみ、語り合い、共有するマルチイベントです。
日時:
  • 2017年11月24日(金)13:30〜18:00
  • 2017年11月25日(土)〜26日(日)10:00〜16:00
場所:
テレコムセンタービル(東京お台場)
5F Dエリア(分野の壁を越えて新たな知を創造する) 65

生命をささえるタンパク質の「かたち」

「見る」「さわる」「つくる」といったさまざまな体験を通じてタンパク質の「かたち」の多様性と重要性を実感していただけるような企画を提供し、生体分子への理解を深めてもらうことを目指しています。 具体的には下記内容の出展を行います。
  1. 実際にPDBjのデータベースへアクセスして様々なタンパク質分子をCGなどで立体視する「見る」
  2. 3Dプリンタでつくった分子モデルを「さわる」
  3. ペーパークラフトで分子模型を「つくる」
またこれらの「かたち」を明らかにするための技術として、大型放射光施設や今年のノーベル賞の受賞理由となった高性能電子顕微鏡をわかりやすく紹介します。

作成日: 2017-11-17 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-11-17

11月24日 (金)、平成29年度 日本結晶学会年会にて、ランチョンセミナーを開催します

<PDBj ランチョンセミナー>

平成29年度 日本結晶学会年会および会員総会 にて、 PDBjはランチョンセミナーを開催します。

日時 平成29年11月24日(金)12:00-13:00
会場(部屋名) JMSアステールプラザ (広島市) 4F A会場
席数 100席

<演者・演題>

  • 栗栖 源嗣(大阪大学蛋白質研究所)
    "PDBjとwwPDBの活動方針について (Recent activities of PDBj and wwPDB)"
  • 中川 敦史(大阪大学蛋白質研究所)
    "Protein Data Bankの新しい登録システムと構造評価ツール (New deposition system and a validation tool of Protein Data Bank)"

※ランチョンセミナー当日の朝、受付開始後の先着順にクーポン券を配布しますので、クーポン券を持って開始時間までに会場にお越し下さい。ただし数に限りがあります。


作成日: 2017-11-07 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-11-07

[wwPDB] バージョン化と改訂履歴を導入した新しいPDBアーカイブの管理法について

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バージョン化と改訂履歴を導入した新しいPDBアーカイブの管理法について

新しいFTPアーカイブ ' ftp-versioned.wwpdb.org/' (PDBj: ' ftp-versioned.pdbj.org/')で、モデル構造ファイルが、PDBx/mmCIFフォーマットとPDBMLフォーマットで、公開されました。 5月19日付のニュースでお知らせした通り、 wwPDBは、登録者が、既に公開された自身のエントリーの座標を改訂する場合に、 PDBアクセションコードを変更せずに更新できるバージョニングシステムを導入しました。 原子座標やポリマー鎖、リガンドの化学的な同定に変更がある場合、メジャーバージョンの数字が1増加します。 その他の変更は全て、マイナーな変更に分類されます。 各PDBエントリーに対して、 全てのメジャーバージョンの構造ファイルが、新しいFTPアーカイブに保管されます。 2018年の段階には、登録者が公開済みの自身のエントリーの座標を改訂できるようになる予定です。

バージョン化されたFTPアーカイブ中のファイル名は、新しい命名スキーマに従います。 利用者は、ファイル名からメジャーバージョンとマイナーバージョンを容易に確認できます。

<PDB_ID>_<content_type>_v<major_version>-<minor_version>.<file_format_type>.<file_compression_type>

これまでのPDBアクセションコードは4文字でしたが、8文字へと文字数を増やし、“pdb”の文字も同時に追加します。 従って、PDBエントリー“1abc”の、新しいPDBアクセションコードは、“pdb_00001abc”になります。 この新しいフォーマットのPDBアクセションコードは、後日、モデル構造ファイルに含まれる予定です。

例えば、PDBエントリー1abcについて、最初に公開される原子座標ファイルは、新しいファイル命名スキーマでは、次のようになります。
pdb_00001abc_xyz_v1-0.cif.gz

ここで、xyzは座標ファイルを表します。cifはファイルのフォーマット、gzはgzip圧縮されたファイルを表します。

PDBエントリー1abcについて、1回目のマイナー更新が行われた場合、ファイル名は以下のようになります。

pdb_00001abc_xyz_v1-1.cif.gz

PDBエントリー1abcにメジャーな更新が行われると、以下のファイル名となります。

pdb_00001abc_xyz_v2-0.cif.gz (注: メジャーバージョンが更新される度に、マイナーバージョンの数字は0へリセットされます。)

ある特定のPDBエントリーに対するバージョン化されたデータファイル群は、 アルファベット2文字(PDBアクセションコードの最後から3文字目2文字目)のディレクトリ配下の、 1つのディレクトリ内に保管されています。

../pub/pdb_versioned/data/entries/<two-letter-hash>/<pdb_accession_code>/<entry_data_File_names>

例えば、PDBエントリー1abcについて、メジャーバージョン1、マイナーバージョン2のファイルのパスは、以下のようになります。

../pub/pdb_versioned/data/entries/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v1-2.cif.gz

FTPアーカイブの利用者の便宜のため、内容(content type)とフォーマットに対して、リポジトリの別のビューが提供されています。 wwPDBは、各PDBエントリーのディレクトリにあるそれぞれのメジャーバージョンの最新バージョンだけではなく、 完全な最新バージョンへのリンクを提供しています。

例えば、PDBx/mmCIFフォーマットの座標ファイルの最新バージョンへは、以下のパスで利用できます。
(例:1ABCの場合)

../pdb_versioned/views/latest/coordinates/mmcif/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz.cif.gz
→../pdb_versioned/data/entries/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v2-0.cif.gz

また、PDBエントリー1abcについて、PDBx/mmCIFフォーマットの座標ファイルの全てのメジャーバージョンのファイルには、 以下のパスで利用できます。

../pdb_versioned/views/all/coordinates/mmcif/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v1.cif.gz →../pdb_versioned/data/entries/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v1-2.cif.gz

../pdb_versioned/views/all/coordinates/mmcif/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v2.cif.gz →../pub/pdb_versioned/data/entries/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v2-0.cif.gz

現在のアーカイブ ftp://ftp.wwpdb.org/pub/pdb/data/structures/ (PDBj: ftp://ftp.pdbj.org/pub/pdb/data/structures/) にあるデータファイルは、これまで通りの命名に従い、バージョン化されたFTPツリーのアーカイブ中にあるファイルの最新バージョンに対応づけられます。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-10-05 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-10-05

10月4日、5日「トーゴーの日シンポジウム2017」にて、口頭・ポスター発表を行います

トーゴーの日シンポジウム2017

(2017年10月4日(水)、5日(木) 東京大学弥生講堂一条ホール アネックス

口頭発表 (講演プログラム)

  1. 10月5日(木)10:00-10:15「蛋白質構造データバンクのデータ検証高度化と統合化
    発表者: 栗栖 源嗣(大阪大学蛋白質研究所)

ポスター発表 (日程・一覧)

  1. No. 24 「ASH Viewerの開発
    発表者: 藤 博幸 (関西学院大学理工学部)
  2. No. 25 「 蛋白質構造データバンク(PDBj)の検証高度化と統合化
    発表者: 栗栖 源嗣(大阪大学蛋白質研究所)
  3. No. 26 「 PDBj-BMRBにおける統合化データベースの取り組み:高度なWEB検索表示機能への応用
    発表者: 小林 直宏(大阪大学蛋白質研究所)

作成日: 2017-09-28

[wwPDB] 今すぐ寄付をしてPDBの公開、協力、教育の精神をご支援ください

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国際蛋白質構造データバンク財団(wwPDB Foundation)では個人・企業からの寄付を受け付ける基金を立ち上げました。集めた資金は、講習会、シンポジウム、諮問委員会など将来に渡ってPDBアーカイブを維持する上で重要となるwwPDBのアウトリーチ活動に活用します。

支援企業には財団のウェブサイト上で謝意を表明するとともに、求人情報の掲載や財団ロゴの商品への使用を許可します。

個人の支援者($100以上を寄付した専門家、または$25以上寄付した学生)には、オンラインで謝意をお伝えするとともに特別なプレゼントが贈られます。

2017年中にwwPDB財団を支援するには、クリスティーン・ザルデッキ(Christine Zardecki)まで連絡するか、またはPayPalを使ってオンラインでの寄付をお願いします(PayPalのアカウントは必要ありません)。

RCSB PDB News Image
個人の支援者にはこのヘモグロビンピンバッジが贈られます

作成日: 2017-09-26 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-09-26

9月27日 (水)、第6回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2017)にて、ランチョンセミナーを開催します

<PDBj ランチョンセミナー>

第6回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2017) にて、 PDBjはランチョンセミナーを開催します。

日時 平成29年9月27日(水)12:25 - 13:25
会場(部屋名) 北海道大学情報科学研究科棟2F A会場
席数 80席

<演者・演題>

  • 栗栖 源嗣(大阪大学蛋白質研究所)
    "PDBjとwwPDBの活動方針について"
  • 城田 松之(東北大学大学院医学系研究科)、木下賢吾(東北大学大学院情報科学研究科)
    "PDBjを利用したデータベース構築の事例紹介"

※整理券は配布しませんので、セミナー開始時刻に直接会場にお越しください。


作成日: 2017-09-22 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-09-22

9月21日 (木)、第55回 日本生物物理学会年会にて、ランチョンセミナーを開催します

このページの他言語版もあります: English

<PDBj ランチョンセミナー>

第55回日本生物物理学会年会にて、 PDBjはランチョンセミナーを開催します。

日時 平成29年9月21日(木)11:45-12:35
会場(部屋名) 熊本大学 黒髪北地区 I会場(全学教育棟 E305)
席数 100席

<演者・演題>

  • 栗栖 源嗣(大阪大学蛋白質研究所)
    "Recent activities of PDBj and wwPDB" (PDBjとwwPDBの最近の活動について)
  • 金城 玲(大阪大学蛋白質研究所)
    "Querying the PDBj Mine2 relational database" (PDBj Mine2 関係データベースを検索する)
  • 鈴木 博文(大阪大学蛋白質研究所)
    "Situation, utilization and visualization of cryo-EM structure data" (クライオ電子顕微鏡データの現状、見方、使い方)

※セミナー当日、学会受付にて整理券(先着順)をお求めの上、ご来場下さい。


作成日: 2017-09-19 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-09-22

[wwPDB] I/H構造モデルの登録システム「PDB-Dev」をStructure誌で発表しました

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統合/ハイブリッド(I/H)構造モデルの登録用プロトタイプシステム「PDB-Dev」について Structure誌で発表しました。

wwPDBとwwPDB I/H法専門委員会(wwPDB Integrative/Hybrid (I/H) Methods Task Force)は、 I/H 構造モデルを登録するためのプロトタイプシステム、 PDB-Development (又は「PDB-Dev」) を、登録サイト pdb-dev.wwpdb.orgで一般公開したことを報告します。

生体高分子の構造解析は、ますます、I/H法を使って実施される傾向にあります。 X線結晶解析やNMR法などの従来の構造決定方法は、一般に、複雑な集合体を取り扱うには、十分ではありません。 近年は、低温電子顕微鏡法、小角散乱法、化学架橋法(chemical crosslinking)、質量分析法、他のプロテオミクス、 バイオインフォマティクスツールなどの様々な相補的な実験技術から得られた空間的制約を組み合わせる方法が開発されています。

PDB-Devは、 I/Hモデルを、より広い生物学的研究に提供するために、設立されました。 PDB-Devは、wwPDB I/H法専門委員会によって出版された提言事項を組み込んでいます(1)。 PDB-Devは、さまざまな実験的に導出された空間的制約とマルチスケール、複数の状態、時間順序のアンサンブルのモデリングを含む I/Hモデルの詳細を捕らえるデータ辞書に基づいて構築されました。 使用されている辞書は、生体高分子構造をアーカイブするためにwwPDBが使用しているPDBx/mmCIF辞書を拡張したものとなっています。

現在、統合的モデル化プラットフォーム(Integrative Modeling Platform, IMP)ソフトウェア(2)の様々な特徴をカバーする 3つのテストケース、 酵母由来の核膜孔複合体の7つ組のNup84サブ複合体(3)、酵母のエキソソーム複合体(4)、酵母のメディエータ複合体(5) がPDB-Devに登録されています。

PDB-Devは、Structure誌の以下の文献で発表されました。

PDB-Dev: A Prototype System for Depositing Integrative/Hybrid Structural Models
Stephen K. Burley, Genji Kurisu, John L. Markley, Haruki Nakamura, Sameer Velankar, Helen M. Berman, Andrej Sali, Torsten Schwede, Jill Trewhella
Structure 2017 25: 1317-1318 doi: 10.1016/j.str.2017.08.001

wwPDBは、I/HM構造データのアーカイブおよび検証方法の開発の促進に全力で取り組み、 I/HMの登録とPDBアーカイブを管理する方針を発表しました。

PDB-DevとI/H法のデータ辞書の作成は、NSF EAGER賞1519158によって、支援されています。

参考文献

  1. Sali, A., Berman, H.M., Schwede, T., Trewhella, J., Kleywegt, G., Burley, S.K., Markley, J., Nakamura, H., Adams, P., Bonvin, A.M., Chiu, W., Peraro, M.D., Di Maio, F., Ferrin, T.E., Grunewald, K., Gutmanas, A., Henderson, R., Hummer, G., Iwasaki, K., Johnson, G., Lawson, C.L., Meiler, J., Marti-Renom, M.A., Montelione, G.T., Nilges, M., Nussinov, R., Patwardhan, A., Rappsilber, J., Read, R.J., Saibil, H., Schroder, G.F., Schwieters, C.D., Seidel, C.A., Svergun, D., Topf, M., Ulrich, E.L., Velankar, S., and Westbrook, J.D.,
    Outcome of the First wwPDB Hybrid/Integrative Methods Task Force Workshop. Structure, 2015. 23(7): p. 1156-67. doi:10.1016/j.str.2015.05.013.
  2. Russel, D., Lasker, K., Webb, B., Velazquez-Muriel, J., Tjioe, E., Schneidman-Duhovny, D., Peterson, B., and Sali, A.,
    Putting the pieces together: integrative modeling platform software for structure determination of macromolecular assemblies. PLoS Biol, 2012. 10(1): p. e1001244. doi:10.1371/journal.pbio.1001244.
  3. Shi, Y., Fernandez-Martinez, J., Tjioe, E., Pellarin, R., Kim, S.J., Williams, R., Schneidman-Duhovny, D., Sali, A., Rout, M.P., and Chait, B.T.,
    Structural characterization by cross-linking reveals the detailed architecture of a coatomer-related heptameric module from the nuclear pore complex. Mol Cell Proteomics, 2014. 13(11): p. 2927-43. doi:10.1074/mcp.M114.041673.
  4. Shi, Y., Pellarin, R., Fridy, P.C., Fernandez-Martinez, J., Thompson, M.K., Li, Y., Wang, Q.J., Sali, A., Rout, M.P., and Chait, B.T.,
    A strategy for dissecting the architectures of native macromolecular assemblies. Nat Methods, 2015. 12(12): p. 1135-8. doi:10.1038/nmeth.3617.
  5. Robinson, P.J., Trnka, M.J., Pellarin, R., Greenberg, C.H., Bushnell, D.A., Davis, R., Burlingame, A.L., Sali, A., and Kornberg, R.D.,
    Molecular architecture of the yeast Mediator complex. Elife, 2015. 4. doi:10.7554/eLife.08719.

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-09-08

[wwPDB] 国際結晶学連合会議(IUCr 2017)でポスター賞贈呈

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国際結晶学連合会議(IUCr 2017)で、ポスター賞が授与されました。

Deekshi Angiraさん、おめでとうございます。 Angiraさんは、 「Gamma secretase activating protein as profound target for Alzheimer’s disease」 に関するポスターに対して、最近、wwPDBのポスター賞を受賞しました。 (Deekshi Angira, Vijay Thiruvenkatam, Indian Institute Of Technology Gandhinagar(インド工科大学ガンディーナガル校))

ポスター賞は、インドのハイデラバード(Hyderabad)で開催された、 第24回国際結晶学連合会議(24th Congress & General Assembly of the International Union of Crystallography)で授与されました。 wwPDBが後援する賞は「構造生物学及び関連するカテゴリでの、学部生・大学院生による最優秀ポスター」に授けられます。

Angiraさんは、副賞として、多くの著者がサインした書籍 「The Resolution Revolution: Recent Advances In cryoEM(分解能の革命: クライオ電子顕微鏡法の最近の進歩)」 の酵素学手法の巻号を受け取りました。

wPDB News Image
PDBeのアウトリーチ活動を主導するMatthew Conroy博士より賞を受け取るDeekshi Angiraさん

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-08-31

PDBjのフォーマット変換サービスが、化合物ファイルに対応しました。

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PDBjのPDBx/mmCIF フォーマット変換サービスが、化合物のmmCIFファイルに対応できるようになりました。 化合物のmmCIFファイルをアップロードすると、PDBフォーマットの化合物ファイルへ変換されます。

作成日: 2017-08-22 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-08-22

[wwPDB] 国際結晶学連合会議(IUCr, 8月21日-28日)で、発表を行います。

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国際結晶学連合会議(IUCr, 8月21日-28日)で、発表やブース展示を行います。

wwPDBのメンバーは、 8月21日(月)から28日(月)に、インドのハイデラバード(Hyderabad)で開催される、 第24回国際結晶学連合会議(the International Union of Crystallography, IUCr)に参加しています。

RCSB PDB News Image
75番の展示ブースにお越し頂ければ、wwPDB OneDepシステムを記念した特別な扇子をプレゼントします。

その他のwwPDBイベント:
PDBjメンバーも参加し、口頭発表やポスター発表を行います。

22日(火)
  • 10:30(ホール4)、口頭発表: Small-molecule ligand/drug representation and validation in the Protein Data Bank
     演者:Genji Kurisu (PDBj)
  • Poster 914: OneDep: wwPDB System for Deposition, Biocuration, Validation of Macromolecular Structures
     演者:Aleksandras Gutmanas (PDBe)
24日(木)
  • 10:30 - 13:05 Microsymposia-044 (ホール MR 2.02): Structural databases as teaching tools - Part A (macromolecules)
    議長:Joel Sussman (Weizmann Institute)、Christine Zardecki (RCSB PDB)
    • 10:30 Enlightening macromolecular structure-function relationship with Proteopedia
       演者:Jaime Prilusky (Weizmann Institute)
    • 11:00 Structural view of biology: Exploring new perspectives for deeper learning
       演者:Shuchismita Dutta (RCSB PDB)
    • 11:30 Disease to therapeutics via 3D structures: stories from viral world
       演者:Urmila Kulkarni-Kale (University of Pune)
    • 12:00 PDBe: Bringing structure to biology and beyond
       演者:Sameer Velankar (PDBe)
    • 12:30 SASBDB and DARA as biological solution scattering teaching tools
       演者:Alexey Kikhney (EMBL-Hamburg)
    • 12:45 Play with 3D structure data of biomolecules
       演者:Hirofumi Suzuki (PDBj)
  • Poster 824: LiteMol: Web-based 3D visualization of macromolecular structure data
     演者:Matthew Conroy (PDBe)
  • Poster 1366: PDB-101: Educational Portal for Molecular Explorations Through Biology and Medicine
     演者:Christine Zardecki (RCSB PDB)
25日(金)
  • Poster 1315: Annotation of organic CoFactor molecules in PDB
     演者:Abhik Mukhopadhyay (PDBe)
26日(土)
  • Poster 1396: RCSB PDB: Structural biology views for basic and applied research
     演者:John Westbrook (RCSB PDB)
  • Poster 1430: BioSync: An Online Resource for X-ray Facilities Worldwide
     演者:Stephen K. Burley (RCSB PDB)
27日(日)
  • 12:30(ホールMR 2.03-2.04)、口頭発表: wwPDB OneDep Validation Services
     演者:John Westbrook (RCSB PDB)
  • 16:30(ホールMR 2.02)、口頭発表: PDBx/mmCIF: The Foundation for the wwPDB OneDep System
     演者:John Westbrook (RCSB PDB)

wwPDBはまた、構造生物学カテゴリのポスター賞のスポンサーにもなっています。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-08-21 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-08-21

[wwPDB] バージョン化を導入した新規ファイル管理法について

このページの他言語版もあります: English

PDBにおけるバージョニングと改訂履歴による新たなファイル管理法について(PDBアクセションコード、ファイル名の変更)

5月19日付のニュースでお知らせした通り、 wwPDBは、登録者が、既に公開された自身のエントリーの座標を改訂する場合に、 PDBアクセションコードを変更せずに更新できるよう、ファイル・バージョニングシステムを導入する予定です。 バージョン化されたファイルは、新しいFTPアーカイブに保管されます。 バージョンは、大きな更新(メジャーバージョン)と小さな更新(マイナーバージョン)に分けられます。 原子座標やポリマー鎖、リガンドの化学的な同定に変更がある場合、メジャーバージョンの数字が1増加します。 その他の変更は全て、マイナーな変更に分類されます。 新しいFTPアーカイブには、PDBアーカイブ中のエントリーに対して、 全てのメジャーバージョンで 最新のマイナーバージョンのデータファイルを保管します。

wwPDBは、2つの段階に分けて、バージョン化されたファイルを公開します。

  • 第1段階(2017年10月)では、 新しいバージョン化用のFTPアーカイブ(ftp://ftp-version.wwpdb.org)で、 モデル構造ファイルが、PDBx/mmCIFフォーマットとPDBMLフォーマットで、公開されます。
  • 第2段階は2018年に公開される予定で、登録者が公開済みの自身のエントリーの座標を改訂する場合に対応し、 バージョン化されたモデル構造ファイルが、PDBx/mmCIFフォーマットとPDBMLフォーマットで公開されます。

バージョン化されたFTPアーカイブ中のファイル名は、新しい命名スキーマに従います。 利用者は、ファイル名からメジャーバージョンとマイナーバージョンを容易に確認できるようになります。

<PDB_ID>_<content_type>_v<major_version>-<minor_version>.<file_format_type>.<file_compression_type>

これまでのPDBアクセションコードは4文字でしたが、8文字へと文字数を増やし、“pdb”の文字も同時に追加します。 従って、PDBエントリー“1abc”の、新しいPDBアクセションコードは、“pdb_00001abc”になります。

例えば、PDBエントリー1abcについて、最初に公開される原子座標ファイルは、新しいファイル命名スキーマでは、次のようになります。
pdb_00001abc_xyz_v1-0.cif.gz

ここで、xyzは座標ファイルを表します。cifはファイルのフォーマット、gzはgzip圧縮されたファイルを表します。

PDBエントリー1abcについて、1回目のマイナー更新が行われた場合、ファイル名は以下のようになります。

pdb_00001abc_xyz_v1-1.cif.gz

PDBエントリー1abcにメジャーな更新が行われると、以下のファイル名となります。

pdb_00001abc_xyz_v2-0.cif.gz (注: メジャーバージョンが更新される度に、マイナーバージョンの数字は0へリセットされます。)

ある特定のPDBエントリーに対するバージョン化されたデータファイル群は、 アルファベット2文字(PDBアクセションコードの最後から3文字目2文字目)のディレクトリ配下の、 1つのディレクトリ内に保管されます。

../pub/pdb_versioned/data/entries/<two-letter-hash>/<pdb_accession_code>/<entry_data_File_names>

例えば、PDBエントリー1abcについて、メジャーバージョン1、マイナーバージョン2のファイルのパスは、以下のようになります。

../pub/pdb_versioned/data/entries/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v1-2.cif.gz

FTPアーカイブの利用者の便宜のため、リポジトリの様々なビューが、最も一般的な使用例として提供されます。 2017年の第1段階では、現在のリポジトリに似た、内容(content type)とフォーマットによるビューを、公開します。 全てのメジャーバージョンで最新のマイナーバージョンのデータファイルが含まれます。

../pub/pdb_versioned/views/<content_type>/<file_format_type>/<two-letter-hash>/<pdb_accession_code>/<entry_data_File_names>

例えば、PDBエントリー1abcについて、PDBx/mmCIFフォーマットの座標ファイルは、以下のパスで利用できます。

../pub/pdb_versioned/views/coordinates/mmcif/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v1-2.cif.gz

../pub/pdb_versioned/views/coordinates/mmcif/ab/pdb_00001abc/pdb_00001abc_xyz_v2-0.cif.gz

現在のアーカイブ ftp://ftp.wwpdb.org/pub/pdb/data/structures/ (PDBj: ftp://ftp.pdbj.org/pub/pdb/data/structures/) にあるデータファイルは、これまで通りの命名に従い、バージョン化されたFTPツリーのアーカイブ中にあるファイルの最新バージョンに対応づけられます。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-08-03 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-08-03

JBI (Japan alliance for Bioscience Information) ポータル開設のお知らせ

このページの他言語版もあります: English
PDBj は、 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 DNA Data Bank of Japan(DDBJ)、 科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)、 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS) と共同で、研究者に役立つサービス・情報のワンストップサービスを目指して、 生命科学データベースポータルサイト JBI (Japan alliance for Bioscience Information) ポータル(http://jbioinfo.jp/)を開設いたしました。
JBIについての詳細は こちら(http://jbioinfo.jp/aboutus.html)をご覧ください。

作成日: 2017-07-13 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-07-14

[wwPDB] PDBフォーマットファイルの凍結

このページの他言語版もあります: English
2014年以降、wwPDBの標準フォーマットはPDBx/mmCIFとなっており、PDBファイルフォーマットの開発は凍結されています。 PDBx/mmCIFフォーマットは更新されますが、PDBフォーマットは旧バージョンのまま更新されません。 詳細については、 wwPDBサイト(File Formats and the PDB)をご覧ください。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-07-13 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-07-31

[wwPDB] OneDepのデータ基準に準拠した、より強化された内容のPDB構造ファイルが、テストサイトから公開されました。

このページの他言語版もあります: English

2017年7月12日に、wwPDBは、PDB FTPアーカイブのPDB構造ファイルを、 PDBx/mmCIF辞書のV5.0に従ったファイルへ 更新する予定です。V5.0は、すでに、PDBデータの登録、アノテーション、検証のための、wwPDBの OneDepシステム日本語版) で使用されています。

7月の更新への準備として、PDB構造ファイルの利用者・開発者が 予定されている更新内容について、テストし、フィードバックをする時間が十分持てるように、 wwPDBは、今回、新しいFTPリポジトリ(ftp://ftp-beta.wwpdb.org/)から、 PDBアーカイブのすべてのエントリーに対して、 新しいデータ基準に従ったPDBx/mmCIFとXMLフォーマットの構造ファイルを公開しました。 これらテスト用のファイルは、現行PDBアーカイブの週次更新に合わせて更新されます。

変更点一覧は、wwPDBウェブサイト(https://www.wwpdb.org/documentation/remediation)でご確認ください。

PDB構造ファイルの利用者は、V5へ更新されたファイルの確認と、テストを実施されることを、強く推奨します。

V5.0のデータに関して問題があれば、deposit-help@mail.wwpdb.orgまで、英語にてご連絡ください。

利用者の意見に基づいて、2017年7月12日の本公開までに、問題点を解消するよう努めます。

5月3日から7月12日の間に、他の付随データや実験データファイルも、順次ftp-betaに追加されます。

以前に更新された電子顕微鏡法による構造ファイル(2016年12月に公開されたもの)は、テスト用FTP領域 ftp://ftp.wwpdb.org/pub/pdb/test_data/EM/ に含まれていましたが、この領域は、5月3日以降は利用できなくなりました。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-07-13 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-07-31

[wwPDB] PDBアクセションコードを変更しない公開済みの構造の改訂(ファイル・バージョニングシステム)と、FTPアーカイブの変更

このページの他言語版もあります: English

wwPDBでは、既に公開されたPDBアーカイブ中のエントリーに対し、指定された登録者(Depositor of Record)が行う 大きな改訂を管理するための 新たな仕組み(ファイル・バージョニングシステム)を2017年中に導入する予定です (ここで、指定登録者(Depositor of Record)は、エントリーに対する主要研究者(PI)として定義されます)。

現在は、既存の公開済みPDBエントリーに対して原子座標を改訂する場合、新しいPDBアクセションコードが発行され、以前のPDBエントリーは廃止されます。 この長く続いているwwPDBの方針のため、引用論文と改訂前の原子座標セットの利用との間で関係が断たれるという意図しない結果が生じてしまっておりました。 そして指定登録者が原子座標の改訂を再登録する際の、大きな障壁となっていました。

そこでwwPDBでは、指定登録者が、既に公開された自身のエントリーの内容をアクセッションコードを変更せずに更新できるよう、 新たにファイル・バージョニングシステムを導入する予定です。 第一段階として、実験データの変更を伴わずに再精密化された原子座標に対してファイル・バージョニングの適用を行いますので、注意してください。

個々のPDBアーカイブのエントリーのバージョン番号は、# - # 識別子を使って指定されます。 最初の数字(#)はメジャーバージョンを表し、2つ目の数字(#)はマイナーバージョンを表します。 最初に公開された原子座標は、バージョン1-0と表記されます。 メジャーバージョンの数字は、大きな改訂の度に、値が増えます。 (例えば、指定登録者によって原子座標が初めて差し替えられた場合は、バージョン2-0と表します) “メジャーバージョンの変更”とは、原子座標やポリマー鎖、リガンドの化学的な同定の更新として定義されます。 その他の変更は全て、“マイナーな変更”と定義されます。 メジャーな変更がなされた場合、マイナーバージョンの数字はリセットされて0になります(例えば、1-0から1-1、2-0へ)。 疑念を回避するため、wwPDBは、PDBアーカイブ中のエントリーに対して、 全てのメジャーバージョンで最新のマイナーバージョンのデータファイルを保管します。

指定登録者の研究グループとは別のグループが作成したデータに基づいて、 独立に精密化された構造を登録する場合には、 現在のwwPDBの方針*1はこれまで通り変わりません。 原子座標のバージョニングは、指定登録者による置き換えのみに、厳密に限定されます。
*1) 再精密化構造(re-refined structure)は、査読付き論文がある場合に、別のPDBエントリーとして登録できるという方針 (リンク先"Can a re-refined structure be deposited to the PDB?"より)

今回、ファイル・バージョニングシステムを導入するにあたって、wwPDBは、 PDBアクセションコードの文字数を増やし、 また“PDB”の文字も同時に追加する改訂を行う予定です (例えば、"1abc"は、"pdb_00001abc"になります)。 この変更によって、文献中のPDBエントリーをテキストマイニング検出できるようになり、 改訂されたデータファイルを、より有用で透明性のある形で配信できるようになります。 例えば、PDBエントリー1abcの、2回目のメジャーバージョン(v2-0)に対する原子座標ファイルは、新しいファイルの命名スキーマでは、次のようになります。

pdb_00001abc_xyz_v2-0.cif.gz

wwPDBは、継続してサービスを提供し、利用者の活動を支えていく重要性を認識しています。 現在の4文字表記のPDBコードへ問題無く8文字から短縮できる場合、可能な限り今後とも4文字のPDBコードを割り振り続ける予定です。 同様に、ファイル・バージョニングの実施は、最初は、現在のPDBアーカイブのFTPサイトを残しつつ、並行した新たなツリーで公開されます。 この新しいFTPツリー構造とバージョン情報へのアクセスについての詳細は、近々、公表予定です。 現在のアーカイブ ftp://ftp.wwpdb.org/pub/pdb/data/structures/ (PDBj: ftp://ftp.pdbj.org/pub/pdb/data/structures/) にあるデータファイルは、これまで通りの命名に従い、バージョン化されたFTPツリーのアーカイブ中にあるファイルの最新バージョンに対応づけられます。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-07-13 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-07-31

[wwPDB] PDB登録への5つのステップ

このページの他言語版もあります: English

構造をPDBへ登録する準備ができていますか? OneDepシステムを使った登録には、新しいガイドが役に立ちます。

OneDepによるPDB登録への5つのシンプルなステップをまとめたパンフレットを、 wwPDBサイトからダウンロード頂けます。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-07-13 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-07-31

[wwPDB] OneDepデータ基準に準拠した、より強化された内容のモデル構造ファイルが、PDBアーカイブで公開されました。

このページの他言語版もあります: English

PDBアーカイブ中のモデル構造ファイルが V5.0の PDBx/mmCIFディクショナリに従うよう更新されました。 PDBx/mmCIFフォーマットとXMLフォーマットの両方が更新されています。 これらのファイルは、利用者が確認及びテストが行えるように、 すでにテストサイトから公開されてきました。 旧フォーマットである PDBフォーマットのファイルは、変更されません。 従って、PDBフォーマットのファイルには、修正情報が含まれない場合があります。

V5.0には、以下のような変更点があります:

  • auditカテゴリが改善され、 各エントリーの変更について、カテゴリレベルまでの詳細な変更情報が記録できるようになったこと
  • 電子顕微鏡法によって解析されたモデル構造の座標ファイルが、 より整理されたデータ内容、 より拡張されたメタデータになったこと
  • キメラ蛋白質中の各フラグメント配列に対して、由来する生物種と参照配列が修正されたこと
  • ソフトウェア名や、検出器の名称、検出器の型式などを含む、複数のカテゴリで、データが標準化されたこと

変更点の一覧は、wwPDBウェブサイトでご確認頂けます。

V5.0データに関するご質問等は、deposit-help@mail.wwpdb.orgまで、英語でお寄せください。

[ wwPDB ニュース ]


PDBjのサービスへの影響について

PDBj MineのMine2関係データベース(RDB)のスキーマを pdbx-v50-v5.282へ更新しました。
V5.0への更新による、PDBjのサービスへの影響については、過去のニュースをご覧ください。

作成日: 2017-07-13 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-07-31

PDBjサービスへのPDBx/mmCIF辞書更新による影響について

このページの他言語版もあります: English
2017年7月12日に、FTPのPDBエントリーは全て、PDBx/mmCIF辞書の新しいバージョン V5 (http://mmcif.wwpdb.org/dictionaries/mmcif_pdbx_v50.dic/Index/)に準拠したファイルへと更新されます (PDBj ニュース)。 この更新によって、以下のPDBj サービスに影響があります。
Mine 2 RDB 全てのエントリーが更新されるため、毎週の差分(デルタファイル)は膨大な量になります。そのため、7月12日には、差分ファイルは提供されません。 前の週からの差分ファイルも、FTPには含められません。 差分ファイルが再びFTPに出てくるのは、翌週(19日)からとなります。 RDBをローカルインストールしている利用者は、 RDBヘルプページに従って、 現在のRDBの内容を消去し、完全なダンプファイルをダウンロードして、データベースにロードしてください。
Legacy PDBj Mine PDBx/mmCIF辞書のバージョン4(v4) から バージョン5 (v5) へのデータ移行に伴い、 Legacy PDBj Mineのサービスは 2017/7/12をもって更新を終了いたします。今後は、v5 dataに対応しましたPDBj Mine をご利用ください。 Legacy PDBj Mineのサイトは、2017年8月末をもって終了致します。

作成日: 2017-06-21 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-07-31

ニュース (2017年5月8日)

三島市民文化会館(ゆうゆうホール)にて、All-in-one 合同講習会 2017 ~生命科学の最先端に触れてみよう~が開催されます。" />

5月27日(土)、三島市民文化会館(ゆうゆうホール)にて一般向けのデータベース講習会を開催します。

日時: 2017年5月27日(土)13:00~16:30 (受付は 12:30 〜 )
会場: 三島市民文化会館(ゆうゆうホール)小ホール(静岡県三島市)
参加データベース:
対象: 高校生、一般の方
参加費: 無料

PDBjからは以下の講演を行います。

『生命の素子』のカタチのデータベース: 蛋白質構造データバンク 鈴木 博文(大阪大学蛋白質研究所 特任助教)
タンパク質がどんなカタチをしているか見たことがありますか?多様な生き物の多様な活動には、それぞれ必要なたくさんのタンパク質の役割があり、その役割ごとに多様なカタチのタンパク質があります。この講習では「タンパク質構造データバンク」を利用して、専門家でない方でも楽しめるようなサービスの使い方を中心に、タンパク質の立体構造を眺めながら生命の神秘に触れてみる方法について解説します。

詳細・講習会へのお申込みは、開催案内ページを御覧ください。


作成日: 2017-06-21 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-06-21

6月22日(木)、 第17回日本蛋白質科学会年会 にて、ランチョンセミナーを開催します。

<PDBj ランチョンセミナー>

第17回日本蛋白質科学会年会にて、 PDBjはランチョンセミナーを開催します。

日時 平成29年6月22日(木)11:15-12:05
会場(部屋名) 仙台国際センター E会場(展示棟 会議室4)
席数 100席

<演者・演題>

  • 栗栖 源嗣(大阪大学蛋白質研究所)
    "Recent activities of PDBj and wwPDB" (PDBjとwwPDBの最近の活動について)
  • Gert-Jan Bekker(大阪大学蛋白質研究所)
    "Molmil: A versatile WebGL based molecular viewer" (モル見る:WebGLを使用の多彩な分子ビュアー)
  • 小林 直宏(大阪大学蛋白質研究所)
    "NMR database and analysis in AI generation" (人工知能世代のNMRデータベースと解析)

※セミナー当日、学会受付にて整理券(先着順)をお求めの上、ご来場下さい。


作成日: 2017-05-30

ニュース (2017年4月20日)

『大阪大学いちょう祭』で生体分子をより知っていただくための展示などを行います。" />

大阪大学いちょう祭・蛋白研イベント

※このイベントは終了しました。

今年も「大阪大学いちょう祭」(大阪大学創立記念祭)にてタンパク質などの生体分子をより知っていただくための展示などを行います。 皆さんのお越しをお待ちしております。 詳細は以下の通りです。

日時
2017年4月30日(日)13:00〜16:30
会場
大阪大学蛋白質研究所(大阪府吹田市山田丘3-2)
本館1階講堂横のセミナー室 [Map] [Google Map] (注)いちょう祭のパンフレットに記載の会場から変更されています。
※本館正面を入って右に進んだ突き当たりにある講堂のさらに奥です。
内容

タンパク質分子の『立体構造にさわる』体験をしてみよう

タンパク質、核酸、脂肪などの「生体分子」は生き物の部品です。 生体分子の立体構造は、生き物のしくみを解明するヒントになります。 蛋白質構造データバンク(PDB)では、生体分子の立体構造を世界中から集めて整理し、世界中に公開しています。 当イベントでは、以下のような「立体構造にさわる」体験をして頂けるメニューを用意しています。 これらのメニューはいずれもPDBのデータを利用したものです。

  • でタンパク質分子を作ってみよう!
  • 3Dメガネとパソコン・タブレットを使って、タンパク質分子を立体的に見てみよう!
  • 3Dプリンタで作ったタンパク質分子にもさわれます!
いちょう祭パンフ

作成日: 2017-05-02 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-06-21

News on 2017-4-19

The schema of the PDBj Mine 2 RDB was upgraded to pdbx-v42-v4.069.

On 2017-04-19 the schema of the PDBj Mine 2 RDB was upgraded to pdbx-v42-v4.069, adding support for new tables such as pdbx_deposit_group, enabling searching for group deposition IDs either via the omni search, advanced search or the SQL search.

Similarly, the dump files of the RDB on the FTP have also been updated. In case you experience any issues updating your local RDB with the delta file, please use the full dump file to upgrade the RDB as described on the RDB help page.

作成日: 2017-04-20

PDBアーカイブファイルのPDBx/mmCIF辞書のバージョンが、V4からV5へ更新されます。

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PDBアーカイブファイルのPDBx/mmCIF辞書のバージョンが、V4からV5へ更新されます。

wwPDBは、PDBアーカイブの全てのエントリーのPDBx/mmCIF構造データを、PDBx/mmCIF辞書のV5バージョンに従ったもの へ更新する準備を進めています。 更新が完了すると、全てのエントリーは、より整理された内容になり、wwPDBのOneDepシステムで使用されている改定データモデルに従うようになります。 変更点の一覧は、wwPDBウェブサイトからご覧頂けます (https://www.wwpdb.org/documentation/remediation)。 2016年1月からは、OneDepシステム (http://wwpdb.org/deposition/system-information日本語版) は、現在PDBで受け付けられる実験手法によって解析された構造の登録、アノテーション、検証をサポートしてきました。

更新された構造ファイルは、新しいPDB FTPサーバー(ftp://ftp-beta.wwpdb.org/pub/pdb/data/structures/)で、ご利用頂けるようになり、 対応するPDBx/mmCIF辞書は、2017年5月に公開されます。 2016年12月に公開された、更新版の電子顕微鏡法による構造ファイルは、現在は、 テスト用FTP領域 (ftp://ftp.wwpdb.org/pub/pdb/test_data/EM/) に含まれますが、2017年5月の新サイトでの公開と同時に廃止されます。

2017年7月には、現在のPDB FTPアーカイブにあるファイルは、V5のPDBx/mmCIF辞書に対応した新しいファイルで、置き換わります。 それまでに、更新版のデータファイルを確認してください。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-03-23

データ管理:中核データを維持するための国際的な連携

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データ管理:中核データを維持するための国際的な連携

2016年11月18-19日に、ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム組織 (Human Frontier Science Program Organization, HFSPO)は、 重要なデータリソースのシニアマネージャー(wwPDBのメンバーを含む)や 複数の主要な資金援助組織のリーダーとともに会議を開催し、 生物学的、生物医学的な(すなわち、生命科学の)データリソースと、関連したインフラ基盤を持続させるための課題を議論しました。

この会議によって、長期的な持続可能性をより確かなものとし、科学的な影響力と財政支援を適切に合致させる国際的な取り組みを通じて、 生命科学のための中核的なデータリソースを支援すべきであるという強い合意が生まれました。

理想的には、そのようなデータリソースへの財政的支援は、通常の(そして好ましい)仕組みがそうであるように、無料のアクセスを許可すべきです。

国際的な生命科学データリソース(Global Life Sciences Data Resources, GLSDR)ワーキンググループによるデータ管理:中核データを維持するための国際的な連携に関するレターが、 NaturebioRxivから、公開されました。

  • W. Anderson, R. Apweiler, A. Bateman, G.A. Bauer, H. Berman, J.A. Blake, N. Blomberg, S.K. Burley, G. Cochrane, V. Di Francesco, T. Donohue, C. Durinx, A. Game, E.D. Green, T. Gojobori, P. Goodhand, A. Hamosh, H. Hermjakob, M. Kanehisa, R. Kiley, J. McEntyre, R. McKibbin, S. Miyano, B. Pauly, N. Perrimon, M.A. Ragan, G. Richards, Y-Y. Teo, M. Westerfield, E. Westhof, P.F. Lasko (2017) Data management: A global coalition to sustain core data Nature 543: 179 doi: 10.1038/543179a
  • W. Anderson, R. Apweiler, A. Bateman, G.A. Bauer, H. Berman, J.A. Blake, N. Blomberg, S.K. Burley, G. Cochrane, V. Di Francesco, T. Donohue, C. Durinx, A. Game, E.D. Green, T. Gojobori, P. Goodhand, A. Hamosh, H. Hermjakob, M. Kanehisa, R. Kiley, J. McEntyre, R. McKibbin, S. Miyano, B. Pauly, N. Perrimon, M.A. Ragan, G. Richards, Y-Y. Teo, M. Westerfield, E. Westhof, P.F. Lasko (2017) Towards coordinated international support of core data resources for the life sciences bioRxiv doi: 10.1101/110825

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-03-15 (最終更新日: more than 1 year ago)2017-03-15

wwPDBのOneDepシステムに関する論文が公開されました。

このページの他言語版もあります: English

wwPDBのOneDepシステムに関する論文が公開されました。

OneDepシステムについて紹介した 論文がオンラインで公開されました。 wwPDBは、今後数十年間にわたって増え続ける研究者の要望に対応するため、生体高分子構造の登録・アノテーション・検証について、 wwPDB、EMDB及びBMRBの登録サイトにまたがる、統合化されたシステムを開発し、公開しました。

OneDepシステムは、使いやすい登録インターフェースと、改善された検証機能を提供します。 構造の検証は、各実験手法の研究者を代表する 専門家から成る委員会(task forces)からの 提言に基づいています。 OneDepシステムは、より自動化されたワークフローを備えているため、アノテーション処理も効率化されています。

StructureCell Chemical Biologyの主任編集者 Milka Kosticによれば、 OneDepは、正しい方向への一歩であり、 構造検証やアノテーションの過程を改善するとともに、原子座標の登録過程の1つの窓口を提供するということです。

[ wwPDB ニュース ]


作成日: 2017-02-10

218196

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